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われよりほかに

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「我といふ人の心はたヾひとり
    われより外に知るひとはなし」
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May Each Day

2011/12/30 23:02
まさに放置状態のぼくのブログ。

バタバタしていて年賀状を書き上げたのもたったいまという始末。プチ旅行もしたし美味しいものも食べたし、本も映画も音楽も、そこそこ読んだし観たし聴いたけれど、ほとんど取り上げずじまいで今年も終わろうとしている。いやはや、これはもう単なるナマケモノってことですね。

ただ、音楽についていえることは日本語の魅力に気づかされた一年でした。その理由はおそらく震災の影響があるのでしょう。春以降はいままでになく日本の歌手の曲を聴いていました。それもかつての歌謡曲や童謡というものを。そんななかで今年一番多く聴いたアルバムはというと、桑田佳佑さんの「ミュージックマン」でした。特にラストに収められている曲は、同世代だったぼくたちを中学生の頃にタイムスリップさせてしてしまう磁力を放っていて、何度聴いても胸の底からのざわめきを覚えました。そうそう、タイムスリップといえば、今年はオークションで大好きだったフランシス・レイのレコードを数枚手に入れられたことが嬉しかったのですが、なかには俄かに信じがたいほどの高値がついていて、早々の撤退を繰り返しています(笑)。ともあれ、今年は長い歳月が流れても口をついて流れてしまうメロディの懐かしさと暖かさに身を委ねた一年でした。きっと年をとったせいなのでしょう。もっとも、それも悪くないと思っています。



みなさんよいお年を。
来年はナマケモノながらも少しはアップしていこうと思っていますが、さて、どうなることやら。
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「マネーボール」

2011/11/23 18:55
最近j観た映画では「猿の惑星・創世記」が楽しめたけれど、「マネーボール」が予想以上に面白かった。こうした作品がヒットしたということはまだまだ世の映画ファンも捨てたもんじゃない。主人公は日本でも最近取り沙汰されている野球の裏方で、かつてユニフォームを着たことのある元選手のGM(ゼネラル・マネージャー)。その主人公をブラッド・ピットがこれまでの彼のベストともいえる演技で、この地味な物語をより深いものに際立たせている。そして、観終わったあとの小さな心地よさ。おそらくこの作品はブラッド・ピットの代表作になるだろう。
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脇役陣もなかなか渋く、なかでも初老の監督役を快優フィリップ・シーモア・ホフマンが演じていて、これがまさにホンモノの監督じゃないの?と思わせるような存在感。ほんまこの役者上手いわぁ。しかし、この映画を観たらピットよりも年下なんて誰も信じないよ。きっと。
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これはおかしい

2011/11/15 09:15
今年、還暦を迎えたという桃井かおりサン。その変わらぬお姿に意地悪なぼくは少々疑問を抱いていたのですが、彼女の出ているCMも“おかしい”ことが判明。
いったいそれはどこなのか?



この間違いに気づいたのは伊集院光さん。CMなのに細かく見てるよなあ。しかし、このCMを作った会社はもとより、クライアントであるこの化粧品会社があえてこのまま流しているということは、もしかしてこうした噂になることを狙っていたのかも?
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ある日の出来事

2011/10/23 22:10
それは先週の出来事だった。

その日ぼくは顧客であるSさんの自宅を仕事で訪ねた。(ちなみに、Sさんは昔は地元のTVにも出たりしてちょっとした有名人だったらしい)勾配のある坂を歩いて上りつめると、建築当時にその建物を見ようと全国から多くのひとたちが訪れたという、一風変わったSさんの建物が見えてくる。しかし、今回の話題はその建物ではない。
玄関に着くといつもなら愛犬のシーズーがけたたましく、もとい、賑やかに迎えてくれるのだが、どうも今回はその気配がない。もしかして死んでしまったのかな、と思っているところに、隣の敷地に建てた別宅からSさんが現れ、「アイツはこのまえ“みてた”」と寂しそうに一言。「いくつでしたか?」と尋ねると、8歳だったとのこと。う〜む、死ぬにはちと早かったなあ。そんな肩の落ちたSさんのあとについて本宅に上がる。そして、用件を伝え受け取るべく金額を伝える。「なんぼ?○○○円か、よっしゃ」と言ったまま、Sさんが席を立ち消えた。恐らく現金をしまっている場所に行かれたんだろうと思って、しばし外に眼をやると、しばらくしてかすかな呻き声が聞こえてきた。「?」と思っていると、またしてもその呻き声が聞こえてきた。耳を澄ますと、どうやらそれは建物内の声でSさんのようだ。ぼくは思った。一人暮らしだから安全のために秘密の場所にお金をしまっているのだろう。たとえば狭い納戸の奥の金庫とか、あるいは大きなモノを置いて開きにくくした金庫とか・・・一人暮らしとなった大きな家でそんなところからお金を出してこなくてはいけないから、かなり重労働を強いられて思わず声が漏れているに違いないと。やがてその呻き声が耳にはっきりと聞こえるほど荒くなってきた。もしかして心不全でも起こしてしまったのかも?という思いが一瞬頭をよぎり、人様の家で119番を呼ぶ羽目になるのか、という焦りにも似た思いが襲ってくると同時に、ここは冷静に対処せねばという思いも沸いてくる。「よし、急がねば」と、携帯を手に持ちSさんの声のする場所に行こうと立ち上がったそのとき、Sさんがやや下がり気味のズボンの前をほぼ全開状態にしつつ、右手でズボンを掴み、左手に現金を持ちふらふらと現れた。「○○○しよった。お金は細かいけんど、ちょうどあると思うき」


「みてた」とは土佐弁で、モノが無くなったときや、ひとが亡くなったときに使います。もっとも、いまの若いひとたちはほとんど使いません。この土佐弁は「お月様が満ちて一杯になるっように、人の人生が一杯まできて、満ち満ちて・・・」ということで「満てた」というロジカルな土佐弁らしからぬ土佐弁で、ぼくの好きな方言のひとつです。

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「ソラ似たことか」 VOL,47

2011/10/22 09:49
なんとなくジャケットに惹かれて買ったのですが、すっかり気に入ってしまい今年の愛聴盤になったこのアルバムもし、ローラ・ニーロに女の子の孫がいたら、こんなふうな歌を歌っていたのかも。なんて思いも浮かんだりして、なんとも楽しい思いにさせてくれる一枚です。で、ここで突然ですが。は〜〜るばる〜載せたぜ〜ソーラニタ〜♪
このジャケットに描かれた女の子、ぼくには掘北真希チャンをモデルにしたとしか思えないんですが、いかがなもんでございやしょう?ちなみにこのアルバムの一人ユニットである「ソーイング・パターン」ことアンジー・マーは、イラスト似の女の子なんだろうか?と思って(信じて)いたのですが、まったくもって違う顔であることが判明。いや、べつにそれがどーしたと言われればそれまでなんですけど。
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ラグビー ワールドカップ2011

2011/10/20 16:47
これといった理由があるわけがないのに、なぜか書く気が起こらずプレートのデザインも放置のままで、なんとも気の抜けたものになっています。

そんな日常で夢中になっているのがラグビーのワールドカップ。「スポーツではラグビーが一番好き」だというと、ほとんどのひとが「?」の顔をする。さもありなん、今回ニュージーランドで行われているワールドカップは、地上波では日本テレビが深夜の12時。しかも録画ときている。そして、試合の結果を報じるテレビといえば皆無。そんなひどいラグビー界を取り巻く状況だけれど、10月のBS放送の目玉として、今回のワールドカップの日本での放映権を(もちろん、ライブ放送)、スカパーe2の「J1スポーツ」で、48試合の全試合を見られることができるようになっている。チャンネル権のないオヤジが家族のブーイングを浴びつつも、ラグビーのスクラムで進むかの如く、素早く加入手続きを済ませて、連日、世界のトップ選手たちの技と激突を堪能している。しかし、いいことばかりでもないんだな、これが。というのも、アナウンサーも解説者もルールやペナルティなどの解説をほとんどしないので、「試しに見てみっか」というラグビーの初心者にはなんとも不親切で、新規獲得の視聴者を目標としているはずなのに、これじゃあファンの裾野がひろがりもしないのは目にみえていて、正直「いったいナニ考えてんだ!?」とツッコミたくなる気になるのも否めない。いずれにせよ、ラグビーファンにとっては、残るところ三位決定戦と決勝戦の二試合のみなので、期待は高まるばかり。とくに日曜日の決勝戦は我が家にとってもちょっとしたイベントだ。


今回の優勝候補の筆頭、泣く子も黙るニュージーランドのオールブラックス。そんな彼らが試合前に行う「ハカ」と呼ばれる儀式は、ラグビーファンならずとも一度は目にされたことがあるのでは。なんともすごい迫力です。
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イッセー尾形 讃

2011/09/06 14:46
人間やっぱり笑わなくちゃ元気が出ません。逆にいうと、笑えることが出来る状況になって、初めて元気が生まれるといえるのかもしれません。

画像イッセー尾形さんの一人芝居を初めて観たときの可笑しさと驚き!その“発見”を、友人や周りのひとたちに吹聴してまわったのはかれこれ27年ほどまえのこと。
先日、幸運にもそんな彼の公演を久しぶりに観る機会が訪れたのですが、初めて観たときの素晴らしさ、可笑しさの鮮度は落ちるどころか一層進化していることに、イッセー尾形という役者の素晴らしさをあらためて思い知った。
今回は入場の際に「キャンセルが出たので前列にされませんか?」という、思いがけなくも嬉しいハプニングがあり、彼の表情は勿論、唾さえも確認することのできる(?)席に座ることができたのも大きな幸運でした。公演終了後の挨拶で「過去の演じたものをピックアップしてやろうと思ったのですが、昨年、東京でやったばかりの新作をやることにしました。新作は生まれたばかりというか、勢いがありますから・・・」と語っていました。その新作の中では「天草五郎・番外編」(?)が一風変わっていて、いままでとは微妙に違った魅力を感じました。ラストのご存知「楽器モノ」では尺八も飛び出し、まるで浅川マキの世界もかくやといわんばかりのディープな世界に圧倒され、アッという間の二時間半が過ぎたのでした。


4年ほどまえに、ぼくが彼のファンだと知った知人から「会わせてあげるよ」と言われたのですが、実物のイッセーさんにお会いするのはかえって気を遣わせるだろうし(イッセーさんはかなり人見知りなのだ)、なにより演じるイッセーさん以外にお会いしてもなんだかなあという気持ちもあって、その知人のお話はお断りさせていただきました。ファン心理とは微妙なものなのです。
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