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われよりほかに

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「我といふ人の心はたヾひとり
    われより外に知るひとはなし」
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ウーゴ・ディアス

2009/11/29 11:32
ハーモニカがなぜか昔から好きだった。

ビートルズの「恋する二人」に夢中になって、CCRのジョン・フォガティのハーモニカにもロケンロールで、スティービー・ワンダーも歌ではなく彼の吹くハーモニカにシビレた。セルジオ・レオーネの(大好き)「ウエスタン」でも、エンリオ・モリコーネの(大好き)作ったメロディにブロンソンと我が身を重ね、ツーツ・シールマンスの優雅でいて縦横無尽な演奏にウットリしたものでした。

最近聴いたものではなんといってもアルゼンチンのウーゴ・ディアス。このジャケは若かりし頃のものですが、この眼光の鋭さはどうだ。ハーモニカの鬼才と呼ばれた彼の吹く音は、ときには唸り声をもって突き刺さってくる。それは荒々しくも切なくて、まるで彼が叫んでいるかのようにも聴こえる。
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ここ
をクリックしたら彼の演奏が聴けることができます。気が向かれましたら、ぜひ。
サウージ感にどっぷりと浸れること請け負います。




*ウーゴはしらふでいた時間より、アルコールが入っていた時間が長かったいわゆる大酒飲みだったことも災いしたのでしょうか、1977年に50歳という若さでこの世を去りました。
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小説 このラストはなんだったっけ VOL,1

2009/11/26 17:08
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。」

みなさんご存知の川端康成の「雪国」の書き出しです。ちなみに、最終はどんな文章か憶えていらっしゃいます?多分そういらっしゃらないのではないでしょうか。
ちなみに、ラストは・・・「この子、気がちがふわ、気がちがふわ」そう言ふ声が物狂ほしい駒子に島村は近づかうとして、葉子を駒子から抱き取ろうとする男達に押されてよろめいた。踏みこてへて、目を上げた途端。さあと音をたてて天の河が島村のなかへ流れ落ちるやうであった。
ワタクシまったくもって記憶にございません。つーか、読んだのは中学生のときの1回のみ。いや、高校生のときだったか?読んだことさえ忘れてるじゃないか(笑)。しかし、島村さんが天の河へ落ちるんではなくて、天の河が島村さんに流れ落ちるんですヨ。島村さんも踏ん張っとかないと落ちちゃいますから大変だ。
続いて、みんなが知ってる書き出し、文豪夏目漱石の「我輩は猫である」のラストはどうです?・・・「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 有難い 々々々」ムフフフ。なんともひとを食ったような、それでいてインパクトのある文ですネ。

では、この小説のラストは誰が書いたかお分かりでしょうか?(名前が出てくるからわかっちゃうかな)

・・・宇乃と呼ぶ声が、現実のように温かく、なつかしいひびきをもって聞えた。そして、甲斐は宇乃をみつめながら極めてゆっくりと、静かに、こちらに近づいてきた。宇乃は云いようもなく激しい、官能的な幸福感におそわれ、自分のからだのそこが、湯でもあふれ出るように、温かくうるおい濡れるのを感じた。甲斐はもう宇乃の前に来ていて、宇乃は甲斐のほうへ、両手をそっと指し伸ばした。

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んんん〜甲斐がいまにも目の前に現れそうじゃありませんこと。声に出して読みたい(あの本を書かれた方は苦手なんだけど)続きを読みたい・・・そんな想いさえ抱いてしまいます。
先日読んだ小林信彦さんの「黒澤明という時代」のなかで、黒澤明監督がこの作家に「わたしの本は映画にしないほうがいい」と忠告されたことが書かれていてビックリ。そして、この作家が映画狂とも知ってもっとビックリ。
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「ソラ似たことか」 VOL,36

2009/11/19 15:28
今回も野球選手ネタで。
かたや、お若い方はご存知ないと思われるヤッチンこと田辺靖雄さん。その昔、和製ポップスの先駆けとして「ヘイヘイ〜ポ〜ラ〜♪」なんて歌っていたのでした。初代「コメットさん」こと九重祐三子さんとのおしどり夫婦で現在も活躍中。余談ですが、奥さんがかつて歌っていた「またひとり」は、ギルバート・オサリヴァンの「アローン・アゲイン」を作詞家のなかにし礼サンが作詞した曲ですが、日本の珍盤・奇盤特集では必ず取り上げられるそのスジでは超がつく有名曲です。かたや、日本野球界の現役最高齢46歳でも頑張るぞ。の工藤投手。以前、工藤選手のトレーニングを見たことがあったのですが、若手も根をあげるほどの厳しいものでした。あと、このヒトはめちゃくちゃ身体が柔らかい。男性にしては珍しく股関節なんかビローンなんて開くんだもん。そんなところも長く現役を続けられる秘訣なのでしょうか。素人のまったくもって根拠のない推測ですけど。

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「ソラ似たことか」 VOL,35

2009/11/05 20:48
地上波で放送されなくなったプロ野球の日本シリーズ。以前なら考えられなかったことですね。もっとも、ぼくも野球を見なくなって久しいから、野球観戦から遠のいたひとりなんだけれど、やっぱりちょっと淋しいナ。ただ、今年の日本シリーズはなぜか見る機会が多くて、巨人のこの選手がバッターボックスに立つたびに、この顔はたしかアレに似ているよなあとの思いが強くなるばかり。アレってなんじゃいな?それはみんな大好きコアラなんだけど、いかがなもんでしょう。ふたり(?)に共通しているポイントはなんといっても鼻。思わず小笠原選手の鼻をマジックで黒く塗りつぶしたい衝動に駆られたのは二度や三度ではありません。で、この小笠原選手、いつもコアラのマーチいや、ガムを噛んでいるみたいなのですが、どうみてもぼくにはユーカリの葉っぱを噛んでいるようにしか見えません。ただ、小笠原選手はコアラのほかにも何か他の動物にもソラ似たしているように思うのですが・・・んんん、それが一体なにだったのかどうしても思い浮かびません。もしかして、アリクイだったけ?いずれにせよ、小笠原選手は気に入らないことでしょう。
というワケで、今回のソラ似たは初の動物登場とあいなりました。しかし、人と動物の「ソラ似た」ネタってあるようでなかなかないものですね。「俳優そっくり犬」で犬と人とのそっくりさんを楽しく紹介してくれているkiyotayokiさんはさすがです。
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「ソラ似たことか」 VOL,34

2009/11/04 13:44
今回の「ソラ似た」は、ひょうたんからコマとでもいいましょうか。

ネイ様の画像を探していて、彼が以前に出したアルバムのジャケが、日本でも知られているシンガーソングライターに似てるんじゃないかなと思っていたのを思い出した「スッキリ・ソラ似た」。
ピンクのTシャツを着て(いわゆるフツーの格好で)微笑んでいるこのジャケだけを見ると、何かにとり憑かれたかの如く踊るあの姿はこれっぽっちも想像できません。さて、そのネイ様が誰に「ソラ似た」かと申しますと、キミの友だちご存知ジェイムズ・テイラー。そういえば、ジェイムズ・テイラーも声が高いですよね。勿論、ネイ様ほどじゃないけど。
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で、この二人にシワの数をプラスしたら誰かに似ているひとがいたような、と思いを馳せていたところ・・・思い出した!缶コーヒーのおやっさんだ。この三人の共通点は目。年輪を重ねて柔和な笑顔を見せつつも眼光はキリリと鋭い。あとは、額の生え際ってところでしょうか。もっとも、最年長のトミーおじさんが髪の量は多い。ネイ様曰く「ワタシは髪がすくネイ」なんちゃって。
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男のような女のような VOL,2

2009/11/03 22:08
ちょっとまえの話。TVでジャニーズの歴史というやつをダイジェストとして放送していたときのこと、我が家の娘がデビュー当時の郷ひろみの映像に反応。「ウワァ〜、コレって男のひと?」
娘よ、これ位で驚いたらいかんぜよ。

前回は男性のような声をしているということで、ブラジルの女性歌手シモーネを紹介したのですが、我が盟友のミスター・ハマヴェンよりナイスなご指摘があり、今回はブラジルの男性歌手ネイ・マトグロッソを紹介させていただきます。ちなみに、今回紹介するネイ様は本国ブラジルでも絶大な人気を誇っておりまして、それが証拠にyou tubeで画像を検索していても、どれも恐るべきヒット数なのであります。
この映像は見ようによっては、どこかのキャバレーでのショーのように映る可能性も無きにしも非ずなのですが(ネイ様のファンから石が飛んできそう)、見よこのパワフルさ。ブラジルのもつ広大なパワーに圧倒されて、ただただ顔をそむける、いやいや平伏するのみなのでした。


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男のような女のような

2009/11/02 22:38
レコードショップで購入したクリス・モンテスのベスト盤。アレレこの曲が入っていなかった。

でも、まあ「モア・アイ・シー・ユー」が入っているから許そう。それに、この曲がヒットしたのは日本だけだというし。
しかし、若いひとなんてクリス・モンテスの声を知らずに聴いたら「コレ歌ってるの女だろ?」って疑問さえ起こらないんじゃないでしょうか。勿論、逆もあります。ぼくがまず頭に浮かぶのは大好きなブラジルの女性歌手シモーネ。声は勿論、“タッパ”もあって堂々たる男っぷり(これって褒めてんのかナ)。こんなひとが目の前にきたら思わず謝ってしまいそう。伝え聞くところ高音は努力したら出せるそうですが低音は難しいとか。ゆえに、シモーネのような声の持ち主は貴重な存在といっていいかもしれません。

どうです、この貫禄!
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